ガウフがムチョバに3連勝でキャリア2度目のWTA1000大会制覇「今日は最初から調子がいいと感じていた」 [チャイナ・オープン]

写真は大会初優勝を飾ったココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-1 6-3で退け大会初優勝を飾った。

 20歳のガウフがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは1月のオークランド以来でキャリア8度目(準優勝1回)となり、昨年8月のシンシナティに続くWTA1000大会2勝目を挙げた。ガウフはシンシナティ決勝でもムチョバに6-3 6-4で勝っており、直接対決で3連勝を飾った。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したガウフは第2セットで0-2とリードを許したが、続く4ゲームを連取して流れを取り戻すと最後に5度目のブレークに成功して1時間16分で快勝した。

「今日は最初のゲームから調子がいいと感じていた。昨年に感じていたフィーリングだった。科学的な根拠はないけど、目を覚ましたときに『今日は自分の日だ』と思うことがある。何故だか彼女(ムチョバ)とプレーするときだけ感じるの」とガウフは試合後にコメントした。

「私は凄くいい日に彼女と対戦している。今日の彼女が最高の状態だったとは思わない。だからその点で私はラッキーだったのかもしれない。彼女は素晴らしいプレーヤーよ。ツアーでもっとも才能のある選手のひとりだと思う」

 先に行われたダブルス決勝ではパリ五輪金メダルペアで第5シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)が第1シードのチャン・ハオチン(台湾)/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 6-4で下し、同ペアでのツアー4勝目を挙げた。


女子ダブルスで優勝を飾ったサラ・エラーニ(イタリア/右)とジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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