17歳アンドレエワがワン・シユを退け姉エリカに対する2回戦へ [武漢オープン]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 5年ぶりの開催となるWTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月7~13日/賞金総額322万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第16シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したワン・シユ(中国)を7-6(5) 6-3で退け大会白星デビュー飾った。

 すべてサービスキープで突入したタイブレークでアンドレエワは3-5から挽回して第1セットを先取し、第2セット2-3から最後の4ゲームを連取して1時間45分で勝利を決めた。

 アンドレエワは次のラウンドで、前日にダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を7-5 6-4で破って勝ち上がった姉でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリカ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 ふたりが国際大会で戦うのは今回が初めてで、WTAツアーで姉妹が対決するのは2020年8月のレキシントン2回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を3-6 6-3 6-4で倒して以来となる。

 この日プレーしたアンドレエワ以外のシード勢は第10シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)がエリナ・アバネシアン(アルメニア)に4-6 7-5 7-6(2)で逆転勝利をおさめて2回戦に駒を進めたが、第12シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)はマグダ・リネッテ(ポーランド)に2-6 2-6で敗れた。

 そのほかの試合ではエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ラッキールーザーのカミラ・ラヒモワ(ロシア)、ワイルドカードを得て参戦したジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)、ラッキールーザーのルチア・ブロンツェッティ(イタリア)、予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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