齋藤咲良との10代対決の決勝を制した石井さやかが新女王に [第99回全日本テニス選手権]

写真提供◎公益財団法人日本テニス協会


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権99th」(JTT-4/賞金総額2730万円/本戦10月4~13日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードの石井さやか(ユニバレオ)が第1シードの齋藤咲良(富士薬品)との10代対決を6-2 3-6 6-4で制して新チャンピオンに輝いた。

 ふたりは2021年ジュニアビリージーンキングカップで準優勝を果たした日本代表のチームメイトで、ジュニア国際大会では4度対決して2勝2敗と星を分け合っていた。

 19歳の石井は全日本に2年ぶりの出場で、初挑戦だった2022年大会では3回戦で佐藤南帆(三田興産)に6-7(4) 6-4 4-6で敗れていた。

 今大会での石井は初戦となった3回戦で第14シードの阿部宏美(EMシステムズ)を6-3 7-6(4)で、準々決勝で第6シードの清水映里(東通産業)を6-1 6-1で、準決勝では第2シードの伊藤あおい(SBC メディカルグループ)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 元ジュニア世界ランク2位で今年の5月にプロ転向を果たした18歳の齋藤は、全日本初出場でのタイトルにあと一歩届かなかった。

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