齋藤咲良がキャリア最大のタイトルを獲得、17歳でのトップ200デビューが確定 [W100ビアリッツ]

写真は女子シングルスで優勝を飾った齋藤咲良(富士薬品)(写真提供◎MAT Tennis Academy)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「エンジー・オープン・ビアリッツ・ペイ・バスク」(ITFワールドテニスツアーW100/フランス・ビアリッツ/6月10~16日/賞金総額10万ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、齋藤咲良(富士薬品)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマルゴー・ルーブロイ(フランス)に5-7 6-3 6-3で逆転勝利をおさめてキャリア最大のタイトルを獲得した。試合時間は2時間43分。

 17歳の齋藤がITFツアーで優勝したのは、昨年10月の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)以来でキャリア2度目(準優勝2回)となる。

 今大会での齋藤は1回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を4-6 6-3 6-0で、2回戦で第5シードのカテリーナ・バインドル(ウクライナ)を6-4 6-3で、準々決勝でアンドレア・ミトゥ(ルーマニア)を6-4 6-3で、準決勝ではデスピナ・パパミハイル(ギリシャ)を6-4 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 今週の活躍で齋藤はトップ200デビューが確定し、大会後に更新される世界ランクで160位台に浮上する見込みとなった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

試合結果◎日本人選手

女子シングルス決勝

○5齋藤咲良(日本/富士薬品)5-7 6-3 6-3 ●27マルゴー・ルーブロイ(フランス)[WC]

女子シングルス準決勝

○5齋藤咲良(日本/富士薬品)6-4 7-5 ●13デスピナ・パパミハイル(ギリシャ)

女子シングルス準々決勝

○5齋藤咲良(日本/富士薬品)6-4 6-3 ●4アンドレア・ミトゥ(ルーマニア)

女子シングルス2回戦

○5齋藤咲良(日本/富士薬品)6-4 6-3 ●8カテリーナ・バインドル(ウクライナ)[5]

女子シングルス1回戦

○5齋藤咲良(日本/富士薬品)4-6 6-3 6-0 ●6クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

女子ダブルス1回戦

●2小池愛菜/齋藤咲良(Team REC/富士薬品)4-6 1-6 ○1マリア・コジレワ/ジベック・クランバエワ(ロシア/カザフスタン)[1]

予選決勝

●4小池愛菜(日本/Team REC)[16] 1-6 0-6 ○1カティンカ・フォン ダイヒマン(リヒテンシュタイン)[1]

予選1回戦

○4小池愛菜(日本/Team REC)[16] 6-4 5-7 6-3 ●3オルガ・ヘルミ(デンマーク)

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写真提供◎MAT Tennis Academy

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