股関節手術を経て復活の大卒プロ今村昌倫が4年ぶりの決勝を制して新王者に [第99回全日本テニス選手権]

写真提供◎公益財団法人日本テニス協会


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「三菱電機ビルソリューションズ全日本テニス選手権99th」(JTT-4/賞金総額2730万円/本戦10月4~13日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードの今村昌倫(JCRファーマ)が第3シードの磯村志(やすいそ庭球部)を7-6(6) 6-4で倒してチャンピオンに輝いた。

 全日本に9年連続出場(2016~17年、23年の予選敗退を含む)となった25歳の今村は、慶應義塾大学4年だった2020年の準優勝がこれまでの最高成績だった。股関節の手術明けだった昨年は、予選1回戦で敗れていた。

 今大会での今村は初戦となった3回戦で第13シードの望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)を7-6(5) 6-2で、準々決勝で第6シードの熊坂拓哉(イカイ)を6-2 6-2で、準決勝では第5シードの田口涼太郎(Team REC)を7-6(3) 7-5で破って4年ぶりの決勝進出を決めていた。

 今年の全日本テニス選手権は男女シングルス各48ドロー、男女ダブルス各16ドローで争われた。

大会最終日◎10月13日|試合結果

コロシアム

第1試合|男子シングルス決勝

○17今村昌倫(JCRファーマ)[4] 7-6(6) 6-4 ●48磯村志(やすいそ庭球部)[3]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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