セルンドロが17歳エンゲルの挑戦を退けベスト8に進出「新顔の選手と対戦するのは常に難しい」 [アルマトイ・オープン]

写真はチャイナ・オープンでのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月14~20日/賞金総額111万7465ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク458位のジャスティン・エンゲル(ドイツ)を6-4 7-6(3)で振りきりベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、セルンドロはこの試合が初戦だった。ATPツアー初挑戦だった17歳のエンゲルは月曜日にコールマン・ウォン(香港)を7-5 6-4で倒して2007年以降に生まれた選手としてツアーレベルで勝ち星を挙げて歴史に名を刻んだが、快進撃は続かなかった。

 オープニングゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したセルンドロは第2セット5-4からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで最初の5ポイントを連取して主導権を握ると3度目のマッチポイントをものにして1時間29分で勝利を決めた。

「新顔の選手と対戦するのは常に難しい。どんなプレーをするかわからないし、彼(エンゲル)は失うものがない若者だからのびのびとプレーする。(第2セット)5-4でいくつか簡単なフォアハンドをミスするまでは自分のサービスゲームでは試合をコントロールしていたと思う」とセルンドロは試合を振り返った。

「そのあと彼が凄くいいプレーをし始めたから試合を締めくくるのが難しかったけど、運よくタイブレークで終えることができた」

 セルンドロは次のラウンドで、予選勝者のアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-1 6-7(5) 7-5で破って勝ち上がったアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)とガブリエル・ディアロ(カナダ)が8強入りを決め、第5シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)とアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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