ハチャノフが新鋭ディアロの挑戦を退け今季2勝目「余裕があったのは6-2 4-2までだった」 [アルマトイ・オープン]

写真はチャイナ・オープンでのカレン・ハチャノフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月14~20日/賞金総額111万7465ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がガブリエル・ディアロ(カナダ)の挑戦を6-2 5-7 6-3で退け今季2勝目を挙げた。

 28歳のハチャノフがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2月のドーハ以来でキャリア7度目(準優勝2回)となる。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したハチャノフは第2セット4-3からブレークバックを許した末に第2セットを取り返されたが、第3セットで5-2からサービスダウンを喫した直後のレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして2時間22分で勝利を決めた。

「凄く感動している。今は解放され、スーパーハッピーだ」とハチャノフは試合後にコメントした。

「決勝が緊張感のない簡単な試合になるなんて期待することはできないけど、余裕があったのは6-2 4-2までだった。そこから緊張がほぐれてきた彼(ディアロ)が思いきって打ち始め、突如として試合をひっくり返したんだ」

 世界ランク118位で23歳のディアロは今週までツアー本戦で3勝しか挙げたことがなかったが、決勝に進出した時点でトップ100デビューを決めていた。

 先に行われたダブルス決勝ではリトヴィック チョウダリー・ボリパリ/アルジュン・カデ(ともにインド)がニコラス・バリエントス(コロンビア)/スカンデル・マンスーリ(チュニジア)に3-6 7-6(3) [14-12]で競り勝ち、ともにツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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