トップシードのティアフォーがバトルの末にエバンズを退け初戦突破「サービスが大きな役割を果たした」 [アルマトイ・オープン]

写真はロレックス上海マスターズでのフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アルマトイ・オープン」(ATP250/カザフスタン・アルマトイ/10月14~20日/賞金総額111万7465ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が予選勝者のダニエル・エバンズ(イギリス)に6-7(10) 7-6(4) 6-3で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ティアフォーはこの試合が初戦だった。タイブレークの末にセットを分け合ったあと第3セット第1ゲームでティアフォーが初のブレークに成功し、4-0から4-3まで追い上げられたあと続く2ゲームを連取して2時間39分で試合を締めくくった。

「とにかく攻め続けた。サービスが大きな役割を果たした。今日はたくさん(21本)エースを決めたからね」とティアフォーは試合を振り返った。

「ラリーで我慢する代わりにネットに出てリスクを冒すようにしたんだ。厳しい試合だった。バトルになることはわかっていたからしっかりと準備はしていた。勝つことができてうれしいよ」

 ティアフォーは次のラウンドで、タイトル防衛を目指していた第8シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を7-6(4) 6-3で破って勝ち上がったアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がオットー・ビルタネン(フィンランド)に7-6(2) 7-6(3)で競り勝ち、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したベイビット・ズカイェフ(カザフスタン)は第5シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)が第1セット1-3とリードされた時点で体調不良で棄権したため勝利が決まり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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