錦織が3試合連続のフルセット勝利で今季初のベスト4進出 [ブラチスラバ・チャレンジャー]

写真は木下グループジャパンオープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「スロバク・オープン」(チャレンジャー125/スロバキア・ブラチスラバ/10月28日~11月3日/賞金総額14万8625ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がコンスタン・レスティエンヌ(フランス)を6-3 5-7 6-2で振りきりベスト4に進出した。試合時間は2時間27分。

 今季3度目のチャレンジャー大会参戦となる34歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した前週のウィーン(ATP500/室内ハードコート)では、1回戦でジャック・ドレイパー(イギリス)に6-7(5) 5-7で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での錦織は1回戦で第3シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を6-2 1-6 6-1で、2回戦ではルーカス・クライン(スロバキア)を6-3 6-7(3) 6-1で破って8強入りを決めていた。

 2024年シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)とデビスカップを含む12大会で合計22試合(シングルス)を戦い、12勝10敗の戦績で今大会を迎えている。

 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。

 今季初の4強入りを決めた錦織は次のラウンドで、第1シードのロマン・サフィウリン(ロシア)と対戦する。サフィウリンは準々決勝で、同胞のアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-3 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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