ノリーが3試合連続のフルセット勝利で今季2度目のツアー4強入り「僕にとって大きな勝利」 [モゼール・オープン]

写真は10月にフランス・ロアンヌで開催されたチャレンジャー大会でのキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月3~9日/賞金総額65万1865ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、キャメロン・ノリー(イギリス)がジズー・ベルグス(ベルギー)を6-3 6-7(6) 6-1で振りきりベスト4進出を決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したノリーはすべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで6-4から4ポイントを連取されて第2セットを取り返されたが、気落ちすることなく第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して2時間8分で勝利を決めた。

 7月のウインブルドン以降前腕のケガに苦しめられていたノリーは3試合連続のフルセット勝利をおさめ、2月のリオデジャネイロ以来となる今季2度目のツアー4強入りを果たした。

「必死になって戦わなければならなかった。あのタイブレークは取っておくべきだったが、彼(ベルグス)は僕よりも少しリスクを冒し、思い切ったプレーをした」とノリーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「本当にいい試合だった。彼はとてもいいシーズンを送った素晴らしい選手だし、僕にとって大きな勝利だ」

 ノリーは次のラウンドで、前日に第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が腹筋のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がったコランタン・ムーテ(フランス)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、アレックス・ミケルセン(アメリカ)とバンジャマン・ボンジ(フランス)の顔合わせとなった。第8シードのミケルセンがブ・ユンチャオケテ(中国)に6-7(6) 6-2 6-4で逆転勝利をおさめ、ボンジは同胞で同じ予選勝者のカンタン・アリス(フランス)を6-3 7-6(1)で退けた。

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写真◎Getty Images

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