大会連覇に挑むノリーが昨年5月のリヨン以来となるベスト4進出「このような勝利が大事」 [リオ・オープン]

写真はキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月19~25日/賞金総額227万1715ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を6-1 3-6 6-2で振りきり、昨年5月のリヨン以来となるベスト4進出を決めた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したあと第2セット第6ゲームで初のサービスダウンを喫してセットオールに追いつかれたノリーは第3セット5-1からのサービスゲームで3つのマッチポイントを凌がれた末にブレークされたが、続くレシーブゲームで迎えた5度目のチャンスをものにして2時間1分で試合を締めくくった。

「懸命に戦ったことを本当に誇りに思う。湿度が高くてフィジカル的に厳しかった。最後に何とかブレークできて本当によかったよ」とノリーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「昨年の後半は厳しい時期を過ごしたから、とにかく気持ちを強く持ち続けたかった。このような勝利が大事なんだ」

 ディフェンディング・チャンピオンのノリーは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した17歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)を2-6 6-3 6-3で破って勝ち上がった予選勝者のマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)とセバスチャン・バエス(アルゼンチン)の同胞対決となった。第4シードのセルンドロがドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に3-6 6-4 6-4で逆転勝利をおさめ、第5シードのバエスはワイルドカードで出場したチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 1-6 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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