青山修子/穂積絵莉はパリ五輪金メダルペアにストレート負け、前年の準優勝国イタリアがベスト4進出一番乗り [ビリージーンキングカップ日本対イタリア]

写真は(手前)青山修子(右)/穂積絵莉(近藤乳業/日本住宅ローン)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月13~20日/室内ハードコート)の準々決勝「日本対イタリア」のダブルスで日本の青山修子(近藤乳業:複47位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複45位)がイタリアのサラ・エラーニ(複8位)/ジャスミン・パオリーニ(複10位)に3-6 4-6で敗れ、第3シードのイタリアがベスト4進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間16分。

 青山と穂積のコンビはこれが18試合目の代表戦だったが、戦績は15勝3敗となった。

 第1試合は柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)がエリザベッタ・コッチャレット(単54位)を3-6 6-4 6-4で倒し、第2試合のエース対決で内島萌夏(安藤証券:単56位)パオリーニ(単4位)に3-6 4-6で敗れてダブルスに勝負がかかっていた。

 イタリアと日本がビリージーンキングカップで対決したのは、今回が初めてだった。イタリアは同大会で4度(2006年、09~10年、13年)栄冠に輝いており、昨年の決勝ではカナダに0勝2敗で敗れはしたが準優勝を果たしていた。

 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。

 今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

※文中の世界ランクは11月11日付、メンバーは変更可

ファイナルズ準々決勝◎11月16日|日本 1-2 イタリア

第1試合 ○柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)3-6 6-4 6-4 ●エリザベッタ・コッチャレット(単54位)

第2試合 ●内島萌夏(安藤証券:単56位)3-6 4-6 ○ジャスミン・パオリーニ(単4位)

第3試合 ●青山修子(近藤乳業:複47位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複45位)3-6 4-6 ○サラ・エラーニ(複8位)/ジャスミン・パオリーニ(複10位)

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写真◎Getty Images

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