2024年ATPアワード最優秀コーチ賞はフリッツの飛躍を支えたマイケル・ラッセル氏

写真は2023年USオープンでのマイケル・ラッセル(アメリカ/右)とテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 男子プロテニス協会(ATP)が水曜日に公式サイトを更新し、テイラー・フリッツ(アメリカ)を指導するマイケル・ラッセル(アメリカ)がATPアワードの最優秀コーチ賞に選ばれたと発表した。

 ATPコーチによる投票で選ばれるこの賞は2016年に始まり、前年はヤニク・シナー(イタリア)を共同でサポートするダレン・ケーヒル(オーストラリア)とシモーネ・バニョッツィ(イタリア)が受賞していた。

 2015年に35歳で引退したあとコーチに転身したラッセル氏は2017年から22年まで全米テニス協会(USTA)の選手育成コーチとして多くのアメリカ人選手を指導し、2021年後半からUSTAの仕事でも指導する機会があったフリッツの個人コーチとして協力関係をスタートした。

 27歳のフリッツはフルタイムでラッセル氏のサポートを受け始めた2022年3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得したあと同年10月にトップ10デビューを果たし、53勝23敗でツアー2勝を挙げた今季は9月の9月のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と11月の男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)で決勝に進出するなどして世界ランク自己最高の4位で飛躍のシーズンを終えた。

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写真◎Getty Images

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