ジョルジが2017年全米覇者のスティーブンスを下し、準々決勝に進出 [東レPPO]

大阪市・ITC靱テニスセンターで開催されている「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、カミラ・ジョルジ(イタリア)が第3シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-0 6-3で下し、ベスト8に進出した。

 昨年ベスト4に進出したノーシードのジョルジは2017年USオープン・チャンピオンを倒し、次の準々決勝で第9シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦することになる。

「間違いなくいい試合だったわ。私は自分のテニスをすることができ、私の攻撃的スタイルを披露しつつ、同時に安定していた」とジョルジは振り返った。

「プレーするとき私は、常に自分に集中しているの。今日はわずかなミスしかおかさなかった。攻撃し、前に出ていき、プレッシャーをかけていくというプレーは小さいときからの私のやり方。ここのサーフェスは私のテニスに合ってもいるわ」

 ジョルジは第2セット5-2からサービスゲームを落としたが、次のゲームで4つ目のマッチポイントをものにして試合を終わらせた。

 2017年に準優勝した実績を持つアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)は第2シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-1 7-5で倒し、ベスト8に駒を進めた。彼女はこの日の勝利を「超厳しかった」という言葉で表現した。

 パブリウチェンコワの準々決勝の相手は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した日本の土居美咲(ミキハウス)だ。土居はこの日、第7シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6(5) 6-3のストレートで下す番狂わせに成功した。

 ユリア・プティンセバ(カザフスタン)は予選から勝ち上がったバルバラ・フリンク(ロシア)を6-1 6-1で退け、準々決勝で第1シードの大坂なおみ(日清食品)と対戦することになった。

 ランキングでこそ劣っているがプティンセバは過去の対戦で大坂に3戦3勝しており、そのすべてが2018年から2019年に起きている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はカミラ・ジョルジ(イタリア)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 19: Camila Giorgi of Italy hits a return shot against Sloane Stephens of the United States during day four of the Toray Pan Pacific Open at Utsubo Tennis Cent on September 19, 2019 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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