17歳アンドレエワが前年敗れたノスコバにリベンジして2年連続のベスト8進出「トップ10入りが2025年のメインゴール」 [ブリスベン国際]

写真は2024年チャイナ・オープンでのミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月29日~1月5日/賞金総額119万ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第8シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が第12シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)を6-3 6-0で退けベスト8進出を決めた。

 第6ゲームで掴んだ最初のチャンスをものにしてブレークしたリードを守って第1セットを先取したアンドレエワは第2セットで直面した4つのブレークポイントをすべてセーブし、最終的に最後の7ゲームを連取して1時間3分で快勝した。

「ここで準々決勝に戻ってくることができてとてもうれしい。去年はそこでリンダにやられていた(5-7 3-6)からリベンジするチャンスだと思っていたの」とアンドレエワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「2025年のメインゴールはトップ10入りすることよ。まだシーズンが始まったばかりだから、今はとにかくここブリスベンでベストを尽くそうとしているわ。精一杯やってみて、目標が達成できるか見てみましょう」

 17歳のアンドレエワは次のラウンドで、エリナ・アバネシアン(アルメニア)を6-4 1-6 6-4で破って勝ち上がったオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、アシュリン・クルーガー(アメリカ)、予選勝者のポリーナ・クデルメトワ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキンバリー・ビレル(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 サバレンカが第15シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)とのシード対決を7-6(2) 6-4で制したほか、ブーズコバが第10シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-4で倒し、クデルメトワは第3シードのダリア・カサキナ(ロシア)に1-6 6-2 7-5で逆転勝利をおさめてそれぞれシードダウンを演じた。

 準々決勝ではサバレンカがブーズコバと、カリニーナがビレルと、クルーガーはクデルメトワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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