ナバーロに雪辱したビレルがキャリア2度目の対トップ10勝利で3回戦へ「子供の頃からこのコートで何時間も過ごしてきた」 [ブリスベン国際]

写真はキンバリー・ビレル(オーストラリア)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月29日~1月5日/賞金総額119万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク113位のキンバリー・ビレル(オーストラリア)に5-7 5-7で敗れる番狂わせが起きた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ナバーロはこの試合が新シーズンの初戦だった。ナバーロは4-5からブレークバックしたあと2ゲームを連取されて第1セットを落とし、一進一退の第2セットでは5-5からサービスダウンを喫して2時間1分で力尽きた。

 ナバーロは昨年9月にWTA125Kシリーズの香港2回戦でビレルに6-2 6-4で勝っていたが、2度目の対決で雪辱を許した。

「一番の違いは皆さんが応援してくれたことよ。本当にありがとう」とビレルは試合後のオンコートインタビューで語った。

「子供の頃からこのコートで何時間も過ごしてきた。この大会もよく観戦していたけど、馴染み深い大会でプレーできるのは本当に特別なことだわ」

 キャリア2度目の対トップ10勝利を挙げたビレルは次のラウンドで、第16シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を7-5 6-4で破って勝ち上がったアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第10シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、第12シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、ユアン・ユエ(中国)、スーザン・ラメンズ(オランダ)、予選勝者のポリーナ・クデルメトワ(ロシア)が勝ち上がり、女子シングルス2回戦がすべて終了した。

 第9シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)がユアンに4-6 3-6で、第11シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)がラメンズに5-7 3-6で、第13シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)はクデルメトワに7-6(7) 3-6 2-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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