世界3位のスビトリーナが膝の故障でリタイア [広州国際女子オープン]

中国・広州で開催されている「広州国際女子オープン」(WTAインターナショナル/9月16~21日/賞金総額50万ドル/ハードコート) のシングルス2回戦で、マリー・ブーズコバ(チェコ)が6-4 4-3とリードしたところで対戦相手だった第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が棄権したため準々決勝進出を決めた。

 世界ランク3位のスビトリーナは第2セット2-3となった時点で治療を受け、それから3-3と追いついた。しかし彼女は変わらず膝の不具合に苦しみ続け、3-4から3つのブレークポイントのうち2つを凌ぐ抵抗を見せたが30-40となったところで結局リタイアした。

「彼女(スビトリーナ)が100%の体調でなかったとしても、本当に厳しい試合だった」とブーズコバは振り返った。

「彼女は可能な限り、彼女の体が許す限りの力を振り絞って激しく戦っていた」

 第3シードのソフィア・ケニン(アメリカ)は予選勝者のカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)を6-4 6-2で倒し、準々決勝で予選を勝ち上がったジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦することになった。パオリーニはこの日、第6シードのジェン・サイサイ(中国)を7-5 3-6 7-5で倒す番狂わせに成功した。

 また、第4シードのジャン・シューアイ(中国)がアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を7-5 6-4で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)はカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を4-6 7-5 6-0で下し、勝ち上がった両者の準々決勝での対戦が決まった。

 そのほかの試合では、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、ニーナ・ストヤノビッチ(セルビア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、9月5日撮影
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 05: Elina Svitolina of the Ukraine prepares to serve during her Women's Singles semi-final match against Serena Williams of the United States on day eleven of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 05, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Emilee Chinn/Getty Images)

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