コキナキスが西岡良仁をフルセットで振りきり新シーズンをスタート「観客の皆さんが僕を盛り立ててくれた」 [アデレード国際]

写真はタナシ・コキナキス(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したタナシ・コキナキス(オーストラリア)が日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-3 3-6 6-3で振りきり新シーズンをスタートした。

 第1セットを先取したコキナキスは3-3から3つのブレークポイントを凌がれた末に3ゲームを連取されて第2セットを取り返されたが、第3セットで5-1と突き放すと2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして2時間10分で勝利を決めた。

「ストレートで勝つことができたかもしれないけど、それがテニスだ。彼(西岡)は戦い、いいテニスをした。そして第3セットで観客の皆さんが僕を盛り立ててくれた」とコキナキスは試合を振り返った。

 アデレード生まれのコキナキスは次のラウンドで、第8シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)とワイルドカードを得て参戦したトリスタン・スクールケイト(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではデニス・シャポバロフ(カナダ)が第9シードのジャン・ジジェン(中国)を6-3 6-4で倒し、クリストファー・オコネル(オーストラリア)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)に7-5 7-6(5)で競り勝ち、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)はロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)との同胞対決を7-5 6-2で制してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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