トップシードのポールが2025年シーズンを勝利でスタート「プレッシャーにうまく対処できた」 [アデレード国際]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのトミー・ポール(アメリカ)がラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のマニュエル・ギナール(フランス)を6-4 3-6 6-3で振りきり8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ポールはこの試合が今季の初戦だった。ワンブレークずつでセットを分け合たあとポールは第3セットで3-0とリードし、4つのブレークポイントを凌いだ末に残りのサービスゲームをキープして1時間51分でシーズン初勝利を決めた。

「第1セットは早い段階でブレークして勢いに乗ったけど、第2セットと第3セットでは彼(ギナール)がレベルを一気に上げて厳しい試合になった。シーズン最初の試合というのは常に難しい。相手にコートのあちこちに振り回されたなら尚更だ」とポールは試合を振り返った。

「最初の試合は自分のレベルを把握するためにも凄く重要だ。今日はプレッシャーにかなりうまく対処できたと思う。次の試合を楽しみにしているよ」

 ポールは次のラウンドで、第7シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-2 3-6 7-6(5)で破って勝ち上がったラッキールーザーのリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、マルコス・ギロン(アメリカ)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、予選勝者のバンジャマン・ボンジ(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したタナシ・コキナキス(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第8シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はコキナキスに5-7 6-4 6-7(4)で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

 準々決勝ではコルダがコキナキスと、オジェ アリアシムがギロンと、キツマノビッチはボンジと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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