オジェ アリアシムがギロンを退けポールに対する準決勝へ「今年に入ってからいいテニスができている」 [アデレード国際]

写真はフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第5シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がマルコス・ギロン(アメリカ)を7-6(3) 6-3で退けベスト4進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したオジェ アリアシムは第2セット3-3から初のブレークに成功し、最終的に最後の4ゲームを連取して1時間40分で試合を締めくくった。

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第1シードのトミー・ポール(アメリカ)と対戦する。

 ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで11位に浮上したポールは、次の試合に勝てば初のトップ10入りを決めることができる。両者は2023年3月にインディアンウェルズの4回戦で一度対決しており、オジェ アリアシムが3-6 6-3 7-6(6)で辛勝している。

「僕たちは過去に一度だけ対戦しているが、厳しい試合だった。マッチポイントを何度もセーブしなければならなかった」とオジェ アリアシムは前回の試合を振り返った。

「今年に入ってからいいテニスができており、自分のプレーには自信がある。ここで2連勝できてうれしいし、明日もいい試合ができるよう願っている」

 もうひとつの準決勝は、セバスチャン・コルダ(アメリカ)とミオミル・キツマノビッチ(セルビア)の顔合わせとなった。キツマノビッチが予選勝者のバンジャマン・ボンジ(フランス)を6-2 6-3で下し、第2シードのコルダはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したタナシ・コキナキス(オーストラリア)が右肩のケガを理由に棄権したため不戦勝で4強入りが決まった。

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写真◎Getty Images

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