前回16強の17歳アンドレエワが2度目のオーストラリアン・オープンで好スタート「ヒンギスのようなプレーが好き」

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第14シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)がマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-3 6-3で下して好スタートを切った。

 第1セット2-3から7ゲームを連取したアンドレエワは第2セット3-1からブレークバックを許したが、そこから3ゲーム連続でサービスダウンが続いて迎えた最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間34分で試合を締めくくった。

 昨シーズンで更に飛躍した17歳のアンドレエワはフレンチ・オープンで準決勝に進出し、1997年USオープンで優勝したマルチナ・ヒンギス(スイス)以降で最年少の四大大会4強入りを果たした。

「私はずっとマルチナ・ヒンギスのようなプレーが好きなの。共通点がいくつかあると思う。私も彼女と同じように賢いプレーをしている。彼女はアグレッシブでネットに出てポイントを決めることを決して恐れなかったところに違いがあると思う」とアンドレエワは試合後の記者会見で語った。

「今はそのやり方を学び始めたところよ。シーズン最初の試合ではネットに出てポイントをフィニッシュするかコートに踏み込んで決めにいくという課題を自分に課して実行しようとしているわ」

 一般の部初出場だった昨年に16強入りしたアンドレエワは次のラウンドで、マグダ・リネッテ(ポーランド)と日本の内島萌夏(安藤証券)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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