第7代ネクストジェン王者フォンセカの連勝は「14」でストップもトップ100デビューが確実に「素晴らしい2ヵ月だった」 [オーストラリアン・オープン]

写真はジョアン・フォンセカ(ブラジル)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)はロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に7-6(6) 3-6 1-6 6-3 3-6で敗れた。

 タイブレークの末に第1セットを先取したフォンセカは続く2セットを落としたあと第4セットを取り返したが、第5セット第7ゲームでブレークポイントを凌がれると3-4からサービスダウンを喫して3時間37分で力尽きた。

「生涯ベストマッチのひとつに入ると思う。本当にいいプレーができたし、サービスも本当によかった。すべてのポイントに集中していたよ」とソネゴは試合を振り返った。

 ソネゴは次のラウンドで、第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-7(3) 6-4 3-6 6-4 6-1で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 予選3試合を勝ち抜いきたフォンセカは1回戦で第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-6(1) 6-3 7-6(5)で倒す番狂わせを演じ、初めて対決したトップ10プレーヤーに勝利という鮮烈なグランドスラム本戦デビューを飾っていた。

「5セットをプレーするのは初めて(Next Gen ATPファイナルズは4ゲーム先取のショートセット)だった。厳しい戦いになるとわかっていた」とフォンセカは試合後にコメントした。

「今日は最高のプレーができなかったと思う。少し緊張していた。実際に(第1セットを先取したあとの)第2セットと第3セットではかなりナーバスになっていた。でも素晴らしい2ヵ月だった。15試合連続でプレーして14勝するなんて凄いことだ」

 2024年12月に昨年から20歳以下で争われることになった若手男子選手のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の第7代チャンピオンに輝いたフォンセカは今季初戦となるキャンベラのチャレンジャー大会も制して快進撃を続け、ここで連勝は「14」でストップしたが初のトップ100入りが確実となった。

「もちろん今日の敗戦は辛かったけど、僕はこれを学ぶための貴重な経験と受け止めている。経験と体力が必要だった。初めての5セットマッチだったけど、フィジカル的に持ち堪えることができて満足している。これからはもっともっと練習して、このような試合のために準備をするよ」

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写真◎Getty Images

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