背中の疲労骨折から復帰後1年のバドーサがダニロビッチを退け初の8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第11シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を6-1 7-6(2)で振りきり、同大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間20分。

 同大会に2年連続6度目の出場となる27歳のバドーサは、2022年の4回戦進出がこれまでの最高成績だった。背中の疲労骨折から復帰2戦目だった昨年は、3回戦でアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に5-7 4-6で敗れていた。

 背中の疲労骨折に苦しみ約半年の離脱を経て昨年1月に復帰した元世界ランク2位のバドーサは序盤には苦しんだものの徐々に調子を取り戻し、5月の時点で140位まで落ちていたランキングを12位(最高11位)まで上げてWTAアワードでカムバック選手賞を受賞した。

 この結果でバドーサは、ダニロビッチとの対戦成績との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。直近では2019年3月にグアダラハラ(WTA125K/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、ダニロビッチが6-4 7-5で勝っていた。

 今大会でのバドーサは1回戦でワン・シンユー(中国)を6-3 7-6(5)で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のタリア・ギブソン(オーストラリア)を6-1 6-0で、3回戦では第17シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 4-6 6-3で破って16強入りを決めていた。

 バドーサはキャリア3度目のグランドスラム準々決勝で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)と昨年10月に産休から復帰した元世界ランク4位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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