スビトリーナに逆転勝利のキーズがアデレードからマッチ10連勝で3年ぶり3度目の準決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はマディソン・キーズ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が第28シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に3-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4進出を果たした。

 3-3から3ゲームを連取されて第1セットを落としたキーズは3-2から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セットで4-2とリードすると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間53分で試合を締めくくった。

 大会前週のアデレード(WTA500/ハードコート)で昨年5月以来のツアー9勝目を挙げたキーズは、連勝を自己最長タイの「10」に伸ばした。

 3回戦敗退に終わった昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)が終了したあと足の手術を受けた元世界ランク3位で30歳のスビトリーナはシーズンを早めに終了し、今大会が復帰戦だった。

 同大会に2年ぶり11回目の出場となる29歳のキーズは、2015年と22年の準決勝進出がこれまでの最高成績。前回プレーした2023年は第10シードだったが、3回戦でビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に6-1 2-6 1-6で逆転負けを喫していた。

 この結果でキーズは、スビトリーナとの対戦成績を4勝2敗とした。全豪では2019年大会の4回戦で顔を合わせ、スビトリーナが6-2 1-6 6-1で勝っていた。

 今大会でのキーズは1回戦でアン・リー(アメリカ)を6-4 7-5で、2回戦で予選勝者のエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)を7-6(1) 2-6 7-5で、3回戦で第10シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-4 6-4で、4回戦では第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-3 1-6 6-3で破って8強入りを決めていた。

 キーズは準決勝で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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