ソネゴを倒したシェルトンがグランドスラム大会でキャリア2度目の準決勝進出 [オーストラリアン・オープン]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第21シードのベン・シェルトン(アメリカ)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 7-5 4-6 7-6(4)で振りきりベスト4進出を果たした。

 2セットを連取したシェルトンは4-5から2度目のブレークを喫して第3セットを落としたが、すべてサービスキープで進んだ第4セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間50分で勝利をもぎ取った。

 10度目の四大大会本戦に臨んでいるシェルトンが同ラウンドを戦ったのは3度目だったが、2023年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる2勝目を挙げた。

 同大会に3年連続出場となる22歳のシェルトンは、初の海外遠征で渡豪した2023年大会で準々決勝に進出。第16シードで臨んだ昨年は、3回戦でベテランのアドリアン・マナリノ(フランス)に6-7(4) 6-1 7-6(2) 3-6 4-6で敗れていた。

 この結果でシェルトンは、ソネゴとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ハードコートでは2022年8月にシンシナティ(ATP1000)の1回戦で顔を合わせ、シェルトンが7-6(5) 3-6 7-5で勝っていた。

 今大会でのシェルトンは1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ)を7-6(3) 7-5 7-5で、2回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-3 6-3 6-7(4) 6-4で、3回戦では第16シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3 3-6 6-4 7-6(5)で破り、4回戦は38歳のガエル・モンフィス(フランス)が第4セット途中(シェルトンから7-6(3) 6-7(3) 7-6(2) 1-0)で棄権したため8強入りを決めていた。

 シェルトンは準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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