シフィオンテクが5試合で14ゲームしか落とさず2022年以来の4強入り「以前よりも自信を持つことができている」 [オーストラリアン・オープン]

写真は3年ぶりのベスト4進出を決めたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を6-1 6-2で退け3年ぶりのベスト4進出を決めた。

 この日も好スタートを切ったシフィオンテクは1ゲームしか落とさず第1セットを先取し、第2セット2-2から競り合いながらも最後の4ゲームを連取して1時間29分で試合を締めくくった。

 常に高い強度でプレーすることで知られるシフィオンテクは、ここまで戦った5試合でまだ14ゲームしか落としていない。

「正直に言って、私はロラン・ギャロス以外のグランドスラム大会ではそれほど先のほうまで勝ち進んでいない。確かにここで自分のレベルでプレーすることができてうれしいわ。ここ2年は4回戦と3回戦で負けていたから、間違いなく今は以前よりも自信を持つことができている」とシフィオンテクは試合後の記者会見で語った。

「今年はとにかく仕事に集中すべきだと感じており、練習のときと同じ心構えでポイントごとに改善していくようにしている。それがうまく機能していると思う。誰かに証明する必要がある訳じゃない。信じる気持ちが必要で、今はより強く信じていると感じているわ」

 ふたりはこれがツアーレベルでの初対決だったが、ともに16歳だった2018年5月にチャールストンで開催されたクレーコートのITF8万ドル大会1回戦で一度プレーしてシフィオンテクが6-0 6-2で勝っていた。

「彼女(シフィオンテク)の凄くいいところは本当に素早いことね。それに彼女は100%の確信と熱意を持ってすべてに取り組むことだと思う」とナバーロはシフィオンテクについて話した。

「彼女は動きとプレーのスタイルが違っている。その影響を受けずにいるのは難しく、すべてを彼女と同じスピードでやらなければならないという気持ちになってしまうの。今日は確かに少しそう感じたわ」

 シフィオンテクは準決勝で、第28シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を3-6 6-3 6-4で破って勝ち上がった第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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