10ポイントタイブレークでの劇的な幕切れ、シフィオンテクに競り勝ったキーズがグランドスラム初優勝にふたたび王手「ただ夢中で走り回っていた」 [オーストラリアン・オープン]

2025-01-23

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10ポイントタイブレークでの劇的な幕切れ、シフィオンテクに競り勝ったキーズがグランドスラム初優勝にふたたび王手「ただ夢中で走り回っていた」 [オーストラリアン・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真は2017年USオープン以来となるキャリア2度目のグランドスラム決勝進出を決めたマディソン・キーズ（アメリカ）（Getty Images）

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　シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」（オーストラリア・ビクトリア州メルボルン／本戦1月12～26日／ハードコート）の女子シングルス準決勝で、第19シードのマディソン・キーズ（アメリカ）が第2シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）に5-7 6-1 7-6(10-8)で逆転勝利をおさめてグランドスラム初優勝にふたたび王手をかけた。

　5-6から4度目のブレークを喫して第1セットを失ったキーズは1ゲームしか落とさず第2セットを取り返し、5-6からマッチポイントを凌いで持ち込んだ10ポイントタイブレークを制して2時間38分で競り勝った。

　大会前週のアデレードで昨年5月以来のツアー9勝目を挙げたキーズは、連勝を自己最長の「11」に伸ばした。前回の2022年もアデレード（WTA250で開催）で優勝して全豪を迎えたが、準決勝でアシュリー・バーティ（オーストラリア）に1-6 3-6で敗れて止められていた。

「試合は本当にハイレベルだったし、彼女（シフィオンテク）のプレーが凄くて私は何とか食らいついていこうとしていた。第3セットはバトルだった」とキーズは試合後のオンコートインタビューで語った。

「凄くアップダウンが多くて、お互いに重要なポイントやブレークポイントがたくさんあったのになかなか取れなかった。彼女にマッチポイントがあったの？　ある時点で意識が飛んでしまって、ただ夢中で走り回っていたような気がする。とにかく踏ん張り続け、戦い続けたら10ポイントタイブレークで更に劇的なフィニッシュが待っていたわ」

　キーズは2017年USオープン以来となるキャリア2度目のグランドスラム決勝で、第11シードのパウラ・バドーサ（スペイン）を6-4 6-2で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）と対戦する。

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写真◎Getty Images

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