グリークスプアが母国オランダでツアー2勝目「本当にこのタイトルが欲しかった」 [ATPスヘルトーヘンボス]

写真は母国オランダでキャリア2度目のツアー優勝を飾ったタロン・グリークスプア(オランダ)、後ろは準優勝のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リベマ・オープン」(ATP250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月12~18日/賞金総額75万950ユーロ/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第6シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が2019年大会準優勝者のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に6-7(4) 7-6(3) 6-3で逆転勝利をおさめて地元優勝を飾った。

 26歳のグリークスプアがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは1月のプネーに続きキャリア2度目で、決勝での戦績は2勝0敗となった。

 競り合いながらも第1セットを落としたグリークスプアは第2セット5-4からブレークバックを許して厳しい戦いを強いられたが、もつれ込んだタイブレークでメンタル的に持ち堪えてセットオールに追いつくと第3セット第6ゲームでブレークしたリードを守って2時間35分で勝利をもぎ取った。

「僕を後押ししてくれた観客の皆さんにお礼を言いたい。決勝で最高のテニスをするのは本当に難しい。今日は凄く緊張して硬くなっていると感じていた。本当にこのタイトルが欲しかったんだ」とグリークスプアは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第2セットのタイブレークを何とか取ることができ、第3セットで波に乗ることができた。(このタイトルの意義や喜びは)言葉ではうまく表現できないよ」

 同大会でオランダ人選手がチャンピオンに輝いたのは2年連続で、昨年の決勝ではティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)がダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-4 6-1で倒す番狂わせに成功していた。

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写真◎Getty Images

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