今季のツアーレベルでマッチ2勝目を挙げたサカーリが準々決勝へ「私が本当に必要としていた勝利」 [リンツ女子]

写真はマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA500/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/1月27日~2月2日/賞金総額106万4510ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-3 6-2で下してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、サカーリはこの試合が初戦だった。第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したサカーリは第2セット5-1からのレシーブゲームでマッチポイントを凌がれたが、続くサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間17分で今季のツアーレベルでマッチ2勝目を挙げた。

「これは私が本当に必要としていた勝利だった。コートでふたたびこのような感覚を味わえる日を待ち望んでいたの」とサカーリは試合後に語った。

「凄くいいサービスを打つことができたし、ベースラインでのプレーもよかった。戦術もバッチリだった。昔のマリアのようなフィーリングが恋しかったわ」

 サカーリは次のラウンドで、第5シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)と予選から勝ち上がってきたアントニア・ルジッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と第8シードのクララ・タウソン(デンマーク)が8強入りを決め、第7シードのエリナ・アバネシアン(アルメニア)とアンナ・ブリンコワ(ロシア)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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