カリンスカヤ、メルテンス、ワン・シンユーの上位シード勢3人が準決勝に進出 [シンガポール・オープン]

写真は2024年チャイナ・オープンでのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンガポール・テニス・オープン」(WTA250/シンガポール・シンガポール/1月27日~2月2日/賞金総額27万5094ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が予選勝者のマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)を6-3 4-6 6-0で振りきりベスト4進出を決めた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したカリンスカヤはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セットで競り合いながらもリードを奪うと最終的に最後の6ゲームを連取して1時間57分で試合を締めくくった。

 第2セット終盤にメディカルタイムアウトを取って右太腿にテーピングを施してプレーに戻ったカリンスカヤは度々苦しそうな素振りを見せていたが、第3セットで相手を突き放した。

「とてもチャレンジングな試合だった。彼女(サワンカエウ)は非常にやり難い相手で、素晴らしいファイターだわ。しつこくボールを返してくるし、凄くタッチがいい」とカリンスカヤは試合後にコメントした。

 ウイルス性疾患でオーストラリアン・オープン欠場を余儀なくされたカリンスカヤは体調面について「望んでいたほど早く回復しないないかもしれない」と述べ、「自信は試合をたくさんこなすことでついてくると思う」と語った。

 カリンスカヤは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したキンバリー・ビレル(オーストラリア)を7-6(2) 7-6(4)で破って勝ち上がったアン・リー(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、エリース・メルテンス(ベルギー)とワン・シンユー(中国)の顔合わせとなった。第2シードのメルテンスが第6シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)を6-4 6-2で下し、第4シードのワンは予選勝者のジル・タイヒマン(スイス)に6-7(5) 7-6(5) 6-4で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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