オジェ アリアシムがコバチェビッチに競り勝ち今季2勝目「もっともクレイジーな決勝だった」 [ATPモンペリエ]

写真は今季2勝目を挙げたフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オクシタニー・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月27日~2月2日/賞金総額68万842ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)に6-2 6-7(7) 7-6(2)で競り勝ち今季2勝目を挙げた。

 24歳のオジェ アリアシムがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、1月のアデレード以来でキャリア7度目(準優勝10回)となる。

 1-2から5ゲームを連取して第1セットを先取したオジェ アリアシムはタイブレークで2つのチャンピオンシップポイントを凌がれた末に第2セットを取り返されたが、ふたたびもつれ込んだ第3セットのタイブレークで迎えた3度目のチャンスをものにして2時間39分で勝利をもぎ取った。

「勝敗に関係なく、これは間違いなくこれまででもっともクレイジーな決勝だった」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「これ以上ないほどいいスタートを切ったし調子もよかったけど、アレックス(コバチェビッチ)がレベルを上げたのは称賛に値する。2人とも非常にハイレベルなプレーをしていたと思うし、サービスもよかった。彼が第2セットで披露したプレーを考えれば、3セットに突入したのは当然だよ」

 あと一歩でタイトルに届かなかったものの予選からの快進撃でツアーレベルの自己最高成績をおさめた26歳のコバチェビッチは、大会後に更新される世界ランクでキャリアハイ(72位)に迫る75位に浮上する見込みとなった。

 先に行われたオランダ勢対決のダブルス決勝では、ロビン・ハッサ/ボティック・ファン デ ザンツフープ(ともにオランダ)がタロン・グリークスプア/バート・ステフェンス(ともにオランダ)を6-7(7) 6-3 [10-5]で倒して同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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