グリークスプアがフレンチ・オープンを最後に引退予定の38歳​ガスケに競り勝ち準々決勝へ「少しだけラッキーだった」 [ATPモンペリエ]

写真は男子シングルス1回戦でのタロン・グリークスプア(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オクシタニー・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月27日~2月2日/賞金総額68万842ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が38歳のリシャール・​ガスケ(フランス)に6-3 3-6 7-5で競り勝ち8強入りを決めた。

 相手のサービスゲームを一度ずつ破ってセットを分け合ったあと第3セットはお互いのサービスキープで終盤まで進み、グリークスプアが6-5から2度目のブレークに成功して2時間3分で勝利をもぎ取った。

「どうやって乗り越えられたのかわからない。少しだけラッキーだったんだと思う」とグリークスプアは試合後のオンコートインタビューで語った。

「セカンドサーブも多かったし、自分に有利な展開になった。最終的に勝ててよかったし、明日にまた戦うチャンスを掴むことができてうれしいよ」

 同大会で過去3度(2013年、15~16年)タイトルを獲得した実績を持つ​ガスケは今年のフレンチ・オープンを最後に引退する予定になっており、試合後にはセレモニーが行われた。

 グリークスプアは次のラウンドで、第3シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)を6-3 7-6(2)で破って勝ち上がったイェスパー・デ ヨング(オランダ)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、コボッリはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合では予選勝者のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)がマッティア・ベルッチ(イタリア)を7-5 7-6(5)で振りきり、予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は第7シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-0 7-6(4)で倒してベスト8が出揃った。

 準々決勝ではコバチェビッチが2022年&24年大会チャンピオンで第4シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と、バシラシビリは第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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