アレクサンドロワが3度目の正直で大会初優勝「この大会は私にとって特別なものだった」 [リンツ女子]

写真は大会初優勝を飾ったエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA500/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/1月27日~2月2日/賞金総額106万4510ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)が第5シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)に6-2 3-6 7-5で競り勝ち大会初優勝を飾った。

 30歳のアレクサンドロワがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2連覇を達成した2023年6月のスヘルトーヘンボス以来でキャリア5度目(準優勝4回)となる。アレクサンドロワが同大会で決勝に進出したのは2018年と24年に続いて3度目だったが、初勝利を挙げた。

 第2セットを落としたイエストレムスカは第2セット0-3から9ゲームを連取して形勢を逆転したが、第3セット0-3から3-3に追いついたアレクサンドロワが5-5の40-0からブレークに成功して2時間11分で勝利をもぎ取った。

「この大会は私にとって特別なものだった。ここでプレーするのが本当に大好きなの。今回は3度目のチャンスでついに優勝できたわ」とアレクサンドロワは表彰式のスピーチで語った。

「凄くうれしいしハッピーよ。ここは私にとってずっと特別で魅力的な場所になると思う」

 引き続き行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだ第4シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)が第3シードのリューメラ・キッチュノック/ナディヤ・キッチュノック(ともにウクライナ)を3-6 7-5 [10-4]で倒して栄冠に輝いた。

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写真◎Getty Images

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