アレクサンドロワがツアー大会で初めてタイトル防衛に成功 [WTAスヘルトーヘンボス]
WTAツアー公式戦「リベマ・オープン」(WTA250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月12~18日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で第4シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)が同胞で第1シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に4-6 6-4 7-6(3)で競り勝ち、ツアー大会で初めてタイトル防衛に成功した。
昨年の大会でも準決勝でクデルメトワに勝っていたアレクサンドロワは、雨により開始の遅れや中断にも集中力を切らすことなく戦い抜いた。第1セットの途中で1時間ほど中断されたあとも第2セット5-4から短い待機があったが、アレクサンドロワは再開後にそのゲームをブレークしてセットオールに追いついた。
アレクサンドロワは第3セット5-4と6-5のレシーブゲームで合計3度あったチャンピオンシップポイントを決めることができなかったが、もつれ込んだタイブレークで迎えた4度目のチャンスをものにして2時間52分でキャリア4度目のツアー優勝を決めた。
「ふたたびこの舞台に立つことができて本当に幸せな瞬間だった。でも凄く難しい試合でとても長い1日だったから本当に疲れているわ」とアレクサンドロワは試合後にコメントした。
「本当にタフで拮抗したこのように難しい試合は本当に多くのことを学ぶことができると思う。特に第3セットのタイブレークでは集中した上で冷静さを保つ必要がある。本当にいいレッスンだったし、大きな経験を積むことができたわ」
写真◎Getty Images
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