西岡良仁は1週間で5試合を戦った末に途中棄権、ルードがベスト4に進出 [ダラス・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ダラス・オープン」(ATP500/アメリカ・テキサス州ダラス/2月3~9日/賞金総額303万5960ドル/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が5-7 2-3とリードされた時点でリタイアしたため第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がベスト4に進出した。

 オープニングゲームをブレークしたあと5-3から4ゲームを連取されて第1セットを落とした西岡は第2セット2-3のチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取って左肩の治療を受けたあとプレーを再開したが、自分のサービスゲームで0-30となった時点で試合続行を断念したため1時間21分で試合が終了した。

 西岡は前週末にデビスカップ(兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)のイギリス戦でプレーし、2勝を挙げて日本の勝利に貢献していた。

 同大会に2年連続3度目の出場となる29歳の西岡は、2022年と24年に1勝ずつをマーク。昨年は初戦を突破したが、アドリアン・マナリノ(フランス)に対する2回戦を体調不良により棄権していた。

 この結果でルードは、西岡との対戦成績を4勝1敗とした。直近では2023年10月に上海(ATP1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、ルードが7-5 6-0で勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 7-6(6)で、2回戦では第5シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を3-6 6-4 6-3で破って初の8強入りを決めていた。

 ルードは次のラウンドで、ジャウメ・ムナール(スペイン)と対戦する。ムナールは準々決勝で、第8シードのマッテオ・アルナルディ(イタリア)を6-4 3-6 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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