予選から快進撃のベルッチに快勝したデミノーが2年連続決勝進出「彼には明るい未来が待っている」 [ATPロッテルダム]

写真は男子シングルス準々決勝でのアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月3~9日/賞金総額256万3150ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)を6-1 6-2で退け今季初優勝に王手をかけた。

 安定したサービスゲームを展開したデミノーは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、手にした4つのブレークポイントをすべてものにして1時間7分で快勝した。

「彼(ベルッチ)は今週を通して自信に満ちた素晴らしいプレーをしていた。バトルになることはわかっていたし、彼はここまでの試合と同じようにのびのびとしたプレーをしてくると思っていた」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「序盤に引き離されないように気を付け、早い段階で(ブレークの)チャンスを掴めるよう全力を尽くす必要があった。結果的には彼にとって厳しい戦いになったけど、彼にはほかのイタリア人選手と同じく明るい未来が待っていると思う」

 2回戦で第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-3 6-7(6) 6-3で倒す番狂わせを演じたあと第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)にも6-4 6-2で勝ってキャリア初のツアー4強入りを果たしたベルッチは、今回の活躍でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで68位に浮上した

 同大会での戦績を13勝4敗としたデミノーは2年連続となる決勝で、第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)を6-4 6-7(5) 6-3で破って勝ち上がった第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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