アルカラスがファン デ ザンツフープにUSオープンの借りを返して大会白星デビュー「アップダウンの多い試合だった」 [ATPロッテルダム]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月3~9日/賞金総額256万3150ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を7-6(3) 3-6 6-1で振りきり大会デビュー戦を勝利で飾った。

 2度先行されながらもその都度追いつきタイブレークの末に第1セットを先取したアルカラスは第6ゲームでサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットで2度ブレークに成功して2時間34分で試合を締めくくった。

 ファン デ ザンツフープは昨年のUSオープン2回戦でアルカラスを6-1 7-5 6-4で破っていたが、母国の大会で借りを返された。

「アップダウンの多い試合だったと思う。第1セットではセットポイントにも直面したし、ボティックは本当に安定したプレーをしていた」とアルカラスは試合を振り返った。

「とにかく勝ち進むことができてうれしい。厳しい瞬間に凄く集中し、頑張り続けて自分のテニスがふたたびよくなると信じなければならなかった」

 アルカラスは次のラウンドで、2022年大会チャンピオンのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と予選を勝ち上がってきたアンドレア・ババッソーリ(イタリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第5シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、ペドロ・マルチネス(スペイン)、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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