大会初出場のアルカラスがデミノーを倒して今季初優勝「特別な週を過ごすことができた」 [ATPロッテルダム]

写真は(右から)今季初優勝を飾ったカルロス・アルカラス(スペイン)、大会ディレクターのリチャード・クライチェク(オランダ)、準優勝のアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ABN AMROオープン」(ATP500/オランダ・南ホランド州ロッテルダム/2月3~9日/賞金総額256万3150ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-4 3-6 6-2で振りきり今季初優勝を飾った。

 21歳のアルカラスがツアーレベルでタイトルを獲得したのは昨年10月の北京以来で通算17回目(準優勝5回)だが、室内ハードコートでは初となる。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したアルカラスは第2ゲームでサービスダウンを喫して第2セットを取り返したが、第3セット2-2から最後の4ゲームを連取して1時間54分で勝利を決めた。

 デミノーは昨年の大会でも決勝に進出したが、ヤニク・シナー(イタリア)に5-7 4-6で敗れていた。

「ここに来たときは風邪気味で100%の体調じゃなかったけど、日を追うごとによくなっていった。タイトルを獲ったからだけじゃなく、初日からたくさん応援してもらったからロッテルダムで本当に特別な週を過ごすことができた」とアルカラスは表彰式のスピーチで話した。

「ここでプレーするのは初めてだったけど、何度も出場していたような気分になったよ」

 先に行われたダブルス決勝では、第3シードのシモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ(ともにイタリア)がサンダー・ジレ(ベルギー)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-2 4-6 [10-6]で倒して今季2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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