プリスコバが“雨”とマルティッチを乗り越え、今季4度目の優勝 [ICBCクレジットカード鄭州オープン]
WTAツアー公式戦の「ICBCクレジットカード鄭州オープン」(WTAプレミア/中国・河南省鄭州/9月9~15日/賞金総額150万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が雨による中断と序盤の劣勢を克服し、第7シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-3 6-2で下して優勝を遂げた。
雨は、マルティッチが第1セットで2-0とリードしたところでプレーを中断させた。
試合が再開されるとプリスコバは続く3ゲームを連取し、マルティッチのサービスをブレークして5-3とリード。そこから自分のサービスゲームをキープして、第1セットを取った。
第2セットでプリスコバはマルティッチのサービスを早々にブレークして2-1とリードし、次の自分のサービスをキープした。しかし、そこで雨で試合が再度中断されることに。2度目の再開後、プリスコバはまたも力強く戻ってくると、ふたたびマルティッチのサービスをブレークして1時間36分で試合を終わらせた。
プリスコバはこれに先立つマルティッチとの5対戦のうち4試合で敗れており、その中にはフレンチ・オープン3回戦での3-6 3-6の黒星もあった。
一日中激しい天気に見舞われたあと、決勝は最終的に合計約6時間も遅れることになった。
今シーズンのマルティッチはイスタンブールでツアー初タイトルを獲得し、それからフレンチ・オープンで初のグランドスラム8強入りを果たしてトップ20入りを実現していた。
この勝利でプリスコバは、ブリスベン、ローマ、イーストボーンに続き2019年4度目の優勝を果たしたことになる。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)
ZHENGZHOU, CHINA - SEPTEMBER 15: Karolina Pliskova of Czech Republic celebrates after winning the singles final match against Petra Martic of Croatia on day seven of Zhengzhou Open 2019 at Zhongyuan Tennis Training Base Management Center on September 15, 2019 in Zhengzhou, Henan Province of China. (Photo by VCG/VCG via Getty Images)
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