クレーコート2大会を経て参戦の2021年大会覇者ズベレフが逆転勝利で初戦をクリア「第2セットでブレークして少し気が楽になった」 [ATPアカプルコ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月24日~3月1日/賞金総額276万3440ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がマッテオ・アルナルディ(イタリア)に6-7(2) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

 試合を通して直面した3度のブレークポイントをすべてセーブしたズベレフはタイブレークの末に第1セットを落としたが、続く2セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って2時間44分で競り勝った。

 オーストラリアン・オープン決勝でヤニク・シナー(イタリア)に3-6 6-7(4) 3-6で敗れたズベレフは今季初めて南米のクレーコート2大会(ブエノスアイレス&リオデジャネイロ)に参戦したが、いずれも準々決勝敗退(3勝2敗)に終わっていた。

「第2セットでブレークして少し気が楽になり、少なくともあそこで一息つくことができた。それから僕はいいプレーができるようになったけど、彼(アルナルディ)のほうは少しレベルが落ちたように感じる」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「数日前にクレーコートの大会からここに来たから、準備する時間があまりなかった。質の高い選手を倒して次のラウンドに進めてよかったよ」

 2021年大会チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、前日にキャメロン・ノリー(イギリス)を7-6(5) 6-3で破って勝ち上がった予選勝者で19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第7シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第9シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、アレックス・ミケルセン(アメリカ)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のロドリゴ・パチェコ メンデス(メキシコ)が2回戦に駒を進めた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles

S