ズベレフがチチパスとのトップ2シード対決を制して今季初優勝 [メキシコ・オープン]
アカプルコに4年連続出場となった23歳のズベレフは、2019年の準優勝がこれまでの最高成績だった。昨年は2回戦で、トミー・ポール(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。ズベレフがATPツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年10月のケルン以来で通算14回目となる。
この結果でズベレフは、チチパスとの対戦成績を2勝5敗とした。ズベレフは初対戦だった2018年8月のワシントンDC(ATP500/ハードコート)でストレート勝利をおさめたが、それ以降はチチパスに対して5連敗を喫していた。
今大会でのズベレフは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のカルロス・アルカラス(スペイン)を6-3 6-1で、2回戦でラスロ・ジェレ(セルビア)を6-4 6-3で退け、準々決勝は第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が右手首のケガを理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではドミニク・コプファー(ドイツ)を6-4 7-6(5)で破って決勝進出を決めていた。
22歳のチチパスは初参戦のアカプルコでキャリア6勝目を目指していたが、ツアー決勝での戦績は5勝8敗となった。
これに先立ちダブルス決勝も行われ、ケン・スクプスキー/ニール・スクプスキー(ともにイギリス)が第1シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を7-6(3) 6-4で倒してコンビ3勝目を挙げた。(テニスマガジン)
男子ダブルス優勝のケン・スクプスキー(イギリス/左)とニール・スクプスキー(イギリス)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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