ナバーロが昨年1月以来のツアー2勝目、決勝はアランゴに“ダブルベーグル”の圧勝 [メリダ・オープン]

写真はドバイ・デューティーフリー・テニス選手権でのエマ・ナバーロ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「メリダ・オープン・アクロン」(WTA500/メキシコ・ユカタン州メリダ/2月24日~3月2日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)が予選勝者のエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)を6-0 6-0で下して優勝を飾った。

 23歳のナバーロがWTAツアーで決勝に進出したのは昨年1月のホバート(WTA250/ハードコート)以来だったが、戦績は2勝0敗となった。

 自分のサービスゲームで10ポイントしか落とさなかったナバーロは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、第2セット5-0からのレシーブゲームで迎えた3度目のチャンピオンシップポイントをものにして55分で完勝した。

 ふたりは2023年1月にネープルズ(W25/クレーコート)の準決勝で一度対戦しており、ナバーロが6-3 6-1で勝っていた。

 ツアー決勝でダブルベーグル(6-0 6-0の勝利)を決めたのは、2021年5月のローマ(WTA1000/クレーコート)でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に対してやってのけたイガ・シフィオンテク(ポーランド)以来となる。

 24歳のアランゴは2週間前のカンクン(WTA125/ハードコート)からマッチ11連勝で初のツアー決勝進出を果たし、大会後に更新される世界ランクで100デビュー(80位)が確定した。

 先に行われたダブルス決勝では、カタジーナ・ピテール(ポーランド)/マヤル・シェリフ(エジプト)が第1シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/イリーナ・クロマキワ(ロシア)に7-6(2) 7-5で競り勝ち同ペアでの初タイトルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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