錦織がムナールに競り勝ち約1ヵ月ぶりの勝ち星をマーク [ATPインディアンウェルズ]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がジャウメ・ムナール(スペイン)に6-2 5-7 7-6(3)で競り勝ち約1ヵ月ぶりの勝ち星をマークした。

 4-0と好スタートを切って第1セットを先取した錦織は混戦となった第2セットを取り返されたが、ケイレンに苦しみながらも持ち込んだ第3セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間57分で勝利をもぎ取った。

 同大会に4年ぶり12回目の出場となる35歳の錦織は、2016年と17年のベスト8がこれまでの最高成績。前回プレーした2021年は、2回戦でダニエル・エバンズ(イギリス)に6-4 3-6 4-6で敗れていた。

 この結果で錦織は、ムナールとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年9月にジェノバ(チャレンジャー125/クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ムナールが2-6 7-5 6-3で勝っていた。

 今シーズンの錦織はデビスカップを含む5大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど6勝5敗の戦績で今大会を迎えている。

 錦織は次のラウンドで、第18シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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