大坂なおみはオソリオに敗れてオーストラリアン・オープン以来の復帰戦を勝利で飾れず [WTAインディアンウェルズ]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク56位の大坂なおみ(フリー)はカミラ・オソリオ(コロンビア)に4-6 4-6で敗れた。

 4-4からサービスダウンを喫して第1セットを落とした大坂は第2セット0-1から初のブレークに成功したが、3-3からもう一度相手のサービスゲームを破ったオソリオが最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間31分で勝利を決めた。

 腹筋のケガにより3回戦で途中棄権を余儀なくされた1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来の復帰戦に臨んだ大坂は相手よりも5本多い21本のウィナーを決めたが、アンフォーストエラーを50本(オソリオは31本)と量産した。

 同大会に2年連続7度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる27歳の大坂は、2018年にツアー初タイトルを獲得。産休から復帰後5大会目だった昨年は、3回戦でエリース・メルテンス(ベルギー)に5-7 4-6で敗れていた。

 この結果でオソリオは、大坂との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2022年1月にオーストラリアン・オープンの1回戦で一度顔を合わせており、大坂が6-3 6-3で勝っていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 オソリオは次のラウンドで、第22シードのクララ・タウソン(デンマーク)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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