シフィオンテクに連勝したアンドレエワが2大会連続優勝に王手「タイブレークでは波に乗っていた」 [WTAインディアンウェルズ]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額896万3700ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第9シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を7-6(1) 1-6 6-3で振りきり2大会連続優勝に王手をかけた。

 タイブレークの末に第1セットを先取したアンドレエワは1ゲームしか奪えず第2セットを取り返されたが、第3セット4-1から4-3に追い上げられたあと最後の2ゲームを連取して2時間17分で勝利を決めた。

 3週間前のドバイでキャリア最大のタイトルを獲得した17歳のアンドレエワは、連勝を「11」に伸ばした。シフィオンテクはドバイの準々決勝でもアンドレエワに3-6 3-6で敗れており、直接対決ではアンドレエワが2勝1敗と勝ち越した。

「どうしてこんなに自信があるのかわからないけど、人生最後のタイブレークのようにプレーしようと思っていた。だからすべてのショットを思いきって打ち込んでいった。サービスもかなりよかったし、タイブレークではとても快適で凄く自信を感じていた。波に乗っていたわ」とアンドレエワは試合を振り返った。

「第2セットで彼女(シフィオンテク)にコテンパンにやられたあと、私は気合を入れ直して戦うしかないと思った。(第2セットで)私にできることはあまりなかった。彼女のプレーが素晴らしかった。私はとにかくすべてのポイントでファイトしようと決意したの」

 2022年&24年大会チャンピオンのシフィオンテクは3年連続4度目の優勝を飾った昨年のフレンチ・オープンを最後に準決勝より先に進めておらず、同ラウンドで5連敗(パリ五輪を含む)となった。

 アンドレエワはキャリア2度目のWTA1000大会決勝で、第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-0 6-1で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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