WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」（アメリカ・フロリダ州マイアミ／3月18～30日／賞金総額896万3700ドル／ハードコート）の予選決勝で、第23シードの伊藤あおい（SBC メディカルグループ）が第5シードのエバ・リス（ドイツ）に4-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめて本戦入りを決めた。試合時間は2時間26分。

　ふたりは昨年10月に大阪（WTA250／ハードコート）の準々決勝で一度顔を合わせており、伊藤が6-7(8) 6-2 6-3で勝っていた。

　同大会に初めて出場した20歳の伊藤は、前日に行われた1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦した15歳のセニア・エフレモワ（フランス）を6-2 6-3で破って勝ち上がっていた。

　本戦の組み合わせ決まり、伊藤は1回戦でローレン・デービス（アメリカ）と対戦することになった。

　女子シングルスの日本勢は伊藤以外にも内島萌夏（安藤証券）と大坂なおみ（フリー）がダイレクトインしており、19歳の石井さやか（ユニバレオ）はワイルドカード（主催者推薦枠）を受け取っているため4人が本戦でプレーする予定になっている。

　マイアミ・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス96ドロー＆ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

女子シングルス1回戦◎組み合わせ｜日本人選手

92内島萌夏（日本／安藤証券）vs 91スーザン・ラメンズ（オランダ）

53大坂なおみ（日本／フリー）vs 54ユリア・スタロドゥブツェワ（ウクライナ）[Q]

20伊藤あおい（日本／SBC メディカルグループ）[Q] vs 19ローレン・デービス（アメリカ）

67石井さやか（日本／ユニバレオ）[WC] vs 68エマ・ラドゥカヌ（イギリス）

予選結果｜日本人選手

予選決勝

○20伊藤あおい（日本／SBC メディカルグループ）[23] 4-6 6-4 6-2 ●17エバ・リス（ドイツ）[5]

●14柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）6-4 1-6 5-7 ○16エレナ ガブリエラ・ルース（ルーマニア）[18]

予選1回戦

○20伊藤あおい（日本／SBC メディカルグループ）[23] 6-2 6-3 ●19セニア・エフレモワ（フランス）[WC]

○14柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）6-3 1-6 6-1 ●13ゼイネップ・ソンメス（トルコ）[4]

●6園部八奏（日本／与野テニスクラブ）[WC] 3-6 1-6 ○5イリア カメリア・ベグ（ルーマニア）[2]

上位出場選手シード順位｜女子シングルス

アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[1]
イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2]
ココ・ガウフ（アメリカ）[3]
ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[4]
マディソン・キーズ（アメリカ）[5]
ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[6]
エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[7]
エマ・ナバーロ（アメリカ）[8]