フィスがケイレンに見舞われながらもティアフォーを倒して4回戦へ「凄く厳しかった」 [マイアミ・オープン]

写真はBNPパリバ・オープンでのアルトゥール・フィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~30日/賞金総額1125万5360ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第17シードのアルトゥール・フィス(フランス)が第16シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を7-6(11) 5-7 6-2で振りきり16強入りを決めた。

 タイブレーク3-6から巻き返して第1セットを先取したフィスは5-4からのレシーブゲームで2つのマッチポイントを凌がれた末に第2セットを取り返されたが、第3セット1-1からサービスダウンを喫したあと最後の5ゲームを連取して2時間55分で勝利をもぎ取った。

「凄く厳しかった。第3セットに入ったときにケイレンを起こし、リズムを掴むことができなくなった」とフィスは試合後に明かした。

「サービスが難しく、ジャンプができなかった。だからリラックスして可能な限り速くプレーし、できるだけ強く打とうと心掛けたんだ。何とかうまくいったよ」

 フィスは次のラウンドで、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を7-5 6-4で破って勝ち上がった第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第20シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)、第29シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアダム・ウォルトン(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 シード対決ではフリッツが第27シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を7-5 6-3で退け、デミノーは第3セット第1ゲームでブレークされながらも18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)に5-7 7-5 6-3で逆転勝利をおさめた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではフリッツがウォルトンと、デミノーがベレッティーニと、マハーチュは同国の後輩であるメンシクと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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