セルンドロが2022年大会準決勝で敗れたルードに勝ってマスターズ2大会連続8強入り「素晴らしい成果」 [マイアミ・オープン]

写真はフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~30日/賞金総額1125万5360ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第23シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-2で下して2年ぶり3度目のベスト8進出を決めた。

 3-3から初のブレークに成功して第1セットを先取したセルンドロは第2セットも5-1とリードし、雨による約3時間半の中断を経て迎えた最初のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして1時間26分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが8度目(レーバー・カップを含む)の対決だったが、戦績はセルンドロの5勝3敗となった。初めて公式戦でプレーしたのは2022年4月の同大会準決勝で、ルードが6-4 6-1で勝っていた。

「スーパーハッピーだ。いい試合をしていて主導権を握っているときに雨で中断しなければならないのは常に難しいものだ」とセルンドロは試合後のオンコートインタビューで語った。

「簡単ではないけど、落ち着いて自信を持った状態でコートに戻って本当にいいサービスゲームをプレーすることができた。(インディアンウェルズに続き)アメリカのATPマスターズ1000のハードコート2大会連続で準々決勝に進出できてとてもうれしいよ。素晴らしい成果だ」

 セルンドロは次のラウンドで、第31シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 7-5で破って勝ち上がった第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第24シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第29シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)が8強入りを決めたが、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第17シードのアルトゥール・フィス(フランス)の試合は雨で進行が遅れたため延期となった。

 第20シードのトマーシュ・マハーチュ(チェコ)が体調不良でメンシクに対する4回戦を棄権したほか、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と第15シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)はシード対決で敗れた。

 ジョコビッチがムゼッティを6-2 6-2で、ベレッティーニはデミノーを6-3 7-6(7)で振りきった。準々決勝ではフリッツがベレッティーニと、ジョコビッチがコルダと、メンシクはズベレフとフィスの勝者と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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