ミュレーが逆転勝利で2回戦を突破「風が強くてプレーするのが難しかった [ハッサン2世グランプリ]

写真はリオ・オープンでのアレクサンドル・ミュレー(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/3月31日~4月6日/賞金総額62万2850ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのアレクサンドル・ミュレー(フランス)がウーゴ・デリエン(ボリビア)に6-7(5) 6-1 6-4で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ミュレーはこの試合が初戦だった。タイブレークの末に第1セットを落としたミュレーは1-1から5ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット3-3からブレークに成功すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間25分で試合を締めくくった。

「今日は本当に風が強く、プレーするのが難しかった。とにかく集中して、本当に勝ちたいと思った。それが今日のカギだった。勝つことができてうれしい」とミュレーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「試合の中盤は自分のことに集中し過ぎてしまい、コンディションやほかのことは気にしていなかったと思う。第1セットではそこに集中し過ぎていた。最後はかなりいいプレーができたと思う」

 ミュレーは次のラウンドで、イェスパー・デ ヨング(オランダ)を7-6(3) 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のカミル・マイクシャク(ポーランド)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と2023年大会チャンピオンで第5シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)が8強入りを決め、第7シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)とヴィート・コプリバ(チェコ)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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