カサキナがオーストラリア国籍でプレーした最初の試合に快勝 [WTAチャールストン]

写真はダリア・カサキナ(オーストラリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/3月31日~4月6日/賞金総額106万4510ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したローレン・デービス(アメリカ)を6-1 6-1で退け16強入りを決めた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、カサキナはこの試合が初戦だった。立ち上がりから5ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したカサキナは第2セット1-0から一度だけサービスダウンを喫したが、そこから3度連続でブレークに成功して1時間1分で快勝した。

 先週に自身のSNSを通してオーストラリアの永住権を取得したことを発表していたカサキナにとって、これはオーストラリア国籍でプレーした最初の試合だった。

 カサキナは次のラウンドで、2022年大会で優勝した実績を持つ第17シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-0 6-3で破って勝ち上がったソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。

 この日プレーしたトップ10プレーヤーは第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が予選勝者のイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)を6-0 6-3で下し、第3シードのジェン・チンウェン(中国)はマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 6-1で倒してそれぞれ3回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第4シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)、第6シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第10シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)、第11シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第13シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第14シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、第15シードのアシュリン・クルーガー(アメリカ)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第16シードのペイトン・スターンズ(アメリカ)はトムヤノビッチに1-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

 3回戦ではペグラがトムヤノビッチと、ジェンがメルテンスと、ナバーロがクルーガーと、シュナイダーがアレクサンドロワと、プティンセバが第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と、オスタペンコがディフェンディング・チャンピオンで第7シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)と、カリンスカヤは第2シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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